【2024年度版・自動調理器おすすめ機種を徹底比較 】共働きの家事を効率化・子育て期の時短に最適な理由
共働き夫婦や子育て世帯の方、日々の家事に時間を取られていませんか?
時短家電の導入は家事の効率化に繋がります。
特に共働き世帯や子育て世帯が一番時間に追われがちな平日の夕方に家事の負担を減らしてくれるのが「自動調理器」です。自動調理器に料理を任せている間に他の調理を作る、お風呂に入る、子供の宿題を見るなど他のタスクをこなすことができます。
この記事を読むと
自動調理器を買って後悔しないための選び方、おすすめ機種の特徴や比較表等の情報がわかります。
自動調理器が気になっているなら、ぜひ記事をチェックし、どの自動調理器が自分に合っているかを見つけてみてください。
自動調理器が子育て世帯におすすめの理由
メリット
家事時短:
「ほったらかし調理」ができるため、調理中に他の家事や自分の時間を作れます。
簡単調理:
拭きこぼしや焦げ付き、煮崩れがしにくいです。
自動調理メニューが豊富で料理のバリエーションが増えます。
家族のライフスタイルに対応:
保温機能により子供と大人の食べる時間帯が違っていても、温かい料理をすぐに出すことが出来ます。
また、夜に朝食の準備をしておくと、忙しい朝の時間帯に時間の余裕が出来ます。
栄養を逃さない:
素材のみの水分で調理ができる無水料理で栄養を残さずに取れます。
離乳食にも活躍します。
デメリット
置き場所の確保:
炊飯器ほどの大きさのため、置き場所の確保が必要です。
電気代:
電気代が発生します。特に保温や予約で長時間使用される場合は多くの電力を消費します。
鍋の手入れが必要:
比較的シンプルな形状が多いですが、内ふた等のパーツを外して洗う必要があるため、面倒に感じるかもしれません。
買って後悔しない自動調理器の選び方
いくら口コミ等で評価が良くても、自分の家に最適なものとは限りません。
容量や機能性、お手入れ性を確認し、ストレスなく毎日使えるものを選びましょう。
容量・サイズ
家族の人数やライフスタイルに合わせてサイズを選びましょう。
- ひとり人暮らし … 1L程度
- 1~2人世帯 … 1~2L程度
- 2~3人世帯 … 2~3L程度
- 3人以上の世帯 … 3L以上
機能性
機能が豊富になると価格が上がる傾向があるため、自身にとって必要な機能を見極める必要がある
1.かき混ぜ機能がついているか
かき混ぜ機能:炒めものが自動で調理できる。
かき混ぜ機能がない機種では料理によっては途中の工程で自身でかき混ぜる必要があります。
2.操作画面の見やすさ
日本語対応:操作が簡単で、自動調理の指示が出しやすい。
数値表示:説明書でメニュー名を確認する必要がある。
スマホアプリ対応:スマホからWi-Fiでメニューを送信する。
自動調理を使用するなら日本語対応の操作しやすい機種がおすすめです。
3.圧力調理が必要か
圧力調理:調理時間を短縮することができる。また、かたまり肉や魚の骨を柔らかくする。
圧力機能がない機種は、ほったらかし料理という意味で家事の時短に繋がりますが、調理時間が短くなっているわけではありません。
4.タイマー・保温機能があるか
予約機能やタイマーを活用することでより便利で快適になります。予約機能を使用したい場合は以下の内容を読んで機種を選んでください。
予約機能には、最初に加熱して完成した料理を高温状態のまま保温しておくタイプと、中の材料は常温のままで設定時間の直前に加熱するタイプの2種類があります。
最初に加熱するタイプでは肉や魚なども予約調理できますが、直前に加熱するタイプでは生ものを投入しておくことはできません。作れる料理が限定されてしまうので、予約調理をしたい方は最初に加熱するタイプがおすすめです。
5.内釜の形状
釜の内側に取っ手があるかものがおすすめです。
取っ手があると熱い状態でも持ち運びがしやすいです。
お手入れ性
毎日ストレスを感じないためにもお手入れしやすい機種を選びましょう。自宅に食洗機がある場合は、食洗機対応可能なタイプを選ぶといいです。
1.内フタの形状は2種類
プッシュ式:蓋から取り外しが簡単でパッキンや内フタの掃除がしやすい。
はめ込み式:料理を取り出すときにフタを置く場所が必要。蓋ごと外れる。
一般的にはプッシュ式の方がお手入れしやすいと言われています。しかしはめ込み式の蓋がまるごと取れて洗える方がいいという意見もあります。
2.食洗機対応か
内フタや蒸気受けなど3~5つのパーツを取り外して手入れする必要があります。
パーツだけでも食洗機で洗えると便利です。
5万円以下で買える自動調理器人気機種の特徴と口コミ
価格ドットコムや家電量販店での売れ筋から人気機種を厳選。
選び方のポイントで紹介した「容量・サイズ」「機能性」「お手入れ性」、口コミを紹介します。
SHARP|ヘルシオ ホットクック | KN-HW24G
使用人数の目安:2~6人用
容量:4700mL(調理容量:2400mL)
種類:マルチクッカー
操作画面:日本語表記(液晶表示で見やすい)
圧力調理:✕
タイマー機能:◯ 15時間
保温機能:◯ 12時間
内フタの形状:プッシュ式
内鍋の取っ手つき:◯
食洗機対応:◯(取り外し可能なパーツ全て)
自動調理モードの種類:
白米、カレー、魚の煮つけ、豚角煮、おでん、ポトフ、豆類、肉じゃがなど
手動調理モードの種類:
低温、無水、蒸し、炒め、煮込み、煮詰め、炊飯、発酵、保温
口コミで多かった意見をまとめました。
【機能性】
・スイッチを入れてからはほったらかしでいいため便利
・圧力鍋ではないので調理時間は時短にはならない
【お手入れ】
・調理後の洗い物が多い(内蓋、蒸気口カバー、つゆ受け)
・取り外しパーツが食洗機OKなので思ったより気軽に使えた
【味】
・水分が蒸発しづらいので、今までと同じ味付けだと薄く感じる。
購入前は味付けに不安を感じていた方も多いようですが、ホットクックはネット上でたくさんのレシピが紹介されている点で使いやすいと言えます。
サイズや容量に不安がある、美味しくできるのか確認したいという方にはホットクックのレンタルがおすすめです。
TIGER | COOKPOT | COK-A220KM
使用人数の目安:1~2人用
容量:1400ml
種類:電気圧力鍋
操作画面:数値(ダイヤルとメニューで選択)
圧力調理:◯
タイマー機能:◯ 12時間
保温機能:◯ 12時間
内フタの形状:プッシュ式
内鍋の取っ手つき:◯
食洗機対応:◯(取外可能な3パーツすべて)
自動調理モードの種類:41メニュー
白米、カレー、魚の煮付け、豚角煮、おでん、ポトフ、豆類、肉じゃがなど
手動調理モードの種類:7メニュー
圧力、低温、無水、蒸し、煮込み、煮詰め、炊飯、発酵、保温
口コミて多かった意見をまとめました。
【機能性】
・オートメニューは番号で表示されているのでわかりにくい
・操作自体は簡単
【お手入れ】
・パーツがシンプルで洗いやすい
【味】
・味がよく染み込んでいるのに煮崩れしない
パナソニック|電気圧力鍋 | NF-PC400
使用人数の目安:2~4人用
容量:3900mL(調理容量:2600mL)
種類:電気圧力鍋
操作画面:日本語(シールを貼り付け)
圧力調理:◯
タイマー機能:◯ 15時間
保温機能:◯ 3時間
内フタの形状:はめ込み式
内鍋の取っ手つき:✕
食洗機対応:✕
自動調理モードの種類:20メニュー
白米、カレー、魚の煮付け、豚角煮、おでん、ポトフ、豆類、肉じゃがなど
手動調理モードの種類
煮込み、低温、発酵、無水、炊飯、圧力、保温
口コミで多かった意見をまとめました。
【機能性】
・自動調理で作れるメニューが少ない。
・操作がシンプルで使いやすかった。
【お手入れ】
・蓋ごと外して洗えるので衛生的。
【味】
・味がしっかり染み込んで美味しく出来た。
・圧力調理でお米が美味しく炊けた。
T-fal ラクラ・クッカー | プラス コンパクト電気圧力鍋 | CY353AJP
使用人数の目安:2~4人用
容量:3000mL(調理容量:2000mL)
種類:電気圧力鍋
メニュー表記:英数字4ケタ
圧力調理:◯
タイマー機能:◯ 12時間
保温機能:◯ 24時間
内フタの形状:はめ込み式
内鍋の取っ手つき:✕
食洗機対応:✕
自動調理モードの種類:8モード
カレー、豚角煮、豆類、なべ、白米、玄米、もち米、おかゆ
手動調理モードの種類:8モード
圧力、低温、無水、蒸し、炒め、煮込み、炊飯、発酵、保温
自動調理が豊富な「クックフォーミー」シリーズ
手動調理が主体の「ラクラ・クッカー」シリーズ
口コミで多かった意見をまとめました。
【機能面】
・操作が簡単。感覚的に使えた
・調理時間が短縮できた
【お手入れ】
・蓋ごと外して洗うため、面倒に感じる
・スチーム洗浄機能でにおいを除去できる
【味】
・肉を柔らかく調理できた
・低温調理のサラダチキンが美味しい
自動調理器人気機種【比較一覧表】
上記で特徴を紹介した機種の比較一覧表です。
特徴/型番 | SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW24G | TIGER COOLPOT| COK-A220KM | パナソニック 電気圧力鍋 | NF-PC400 | T-fal ラクラ・クッカー | プラス コンパクト電気圧力鍋 | CY353AJP |
---|---|---|---|---|
種類 | マルチクッカー | 電気圧力鍋 | 電気圧力鍋 | 電気圧力鍋 |
価格(円) | – | – | – | – |
使用人数の目安 | 2~6人用 | 1~2人用 | 2~4人用 | 2~4人用 |
容量(mL) | 4700(調理容量:2400) | 1400 | 3900(調理容量:2600) | 3000(調理容量:2000) |
操作画面 | 日本語表記(液晶表示) | 数値(ダイヤルとメニュー) | 日本語(シール貼り付け) | 英数字4ケタ(英語) |
圧力調理 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
タイマー機能 | ◯ 15時間 | ◯ 12時間 | ◯ 15時間 | ◯ 12時間 |
保温機能 | ◯ 12時間 | ◯ 12時間 | ◯ 3時間 | ◯ 24時間 |
内フタ形状 | プッシュ式 | プッシュ式 | はめ込み式 | はめ込み式 |
内鍋の取っ手 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
食洗機対応 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
今回の記事を通じて、共働き世帯や子育て世帯の方々が自動調理器を選ぶ際の参考になれば幸いです。自動調理器の導入により、家事効率化や生活の質の向上に繋がることを願っています。